・この記事は丁寧なリサーチと筆者の体験・経験に基づき執筆しています。 ・記事の一部にプロモーションを含みます。
最近、家庭の生活必需品になりつつある空気清浄機。
わが家では花粉症やハウスダスト対策として、買い替えを検討したり、見送ったりを繰り返してきましたが、パナソニックの加湿空気清浄機「F-VXW55」を購入し約2ヵ月経過したので、主婦目線で詳しくレビューしていきます。
この記事で次の内容をチェックすることができます。
私が日常使用しているリアルな体感や選び方の参考と注意点、ユーザーの口コミなどを一挙に解説する記事です。

F-VXW55は購入して2ヵ月ですが大満足!効果がわかる空気清浄機です。
家事と子育てにうまくマッチしている体感値をライター&主婦の目線でバッチリご紹介していきます。
\F-VXW55はこんな人におすすめ/
- 花粉/ハウスダスト/ウイルス対策したい
- イヤなニオイをしっかり除去したい
- 空気清浄と加湿を1台で済ませたい
- 静音性の高い機種を探している
- デザイン、省スペースの空気清浄機がいい


目次
パナソニック F-VXW55 基本スペック
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | F-VXW55 |
適用床面積 | 空気清浄:25畳/加湿:8.5~14畳(最大23畳) |
加湿量 | 最大500ml/h |
フィルター寿命 | 約10年(集じん・脱臭) |
サイズ | 幅360×奥行230×高さ560mm |
重量 | 約8.3kg |
消費電力 | 最大45W |
F-VXW55は「ここがスゴイ!」リアルな感想と公式のアピールポイント

F-VXW55はパナソニックの加湿空気清浄機で、花粉やハウスダスト対策と乾燥対策を同時に叶えてくれる心強い一台です。
約23畳までをカバーし、リビングや寝室、ワンルーム用として大人気のモデルです。
ここでは、F-VXW55を日常的に使ってみた私の体感とメーカーのアピールポイントをご紹介していきます。
F-VXW55を使ってみたリアルな感想
私が実際に使ってみて感じた「ここがスゴイ!」と感じたポイントを主婦目線でご紹介します。
- ホットプレート焼肉も安心
→これまでの空気清浄機では翌日も何となく臭いが残ってる…。
☆F-VXW55なら4時間くらいでほとんど消臭! - くしゃみ減った!?
→掃除のあとは埃が舞うらしく夫と長男はくしゃみが止まらなくなる。
☆掃除のあと30分くらいMAXにしておけばムズムズしないらしい。 - センサーの感度が良くて直感的で楽しい
☆魚を焼きだした瞬間、赤センサーが点灯。
☆長男が帰った瞬間、赤センサーが点灯。(砂埃?汗の臭い?) - これってナノイーの効果?
→梅雨は部屋干しになりがち。生乾きのニオイが気になる。
☆例年に比べて生乾き臭がかなり抑えられた印象。 - 前面吸引で置場所問題は軽減
→空気清浄機は目立たなくてもいい家電なので部屋の端に置きたい。
☆F-VXW55は前面から吸引するので壁に着けて設置でOK! - 静音モードは本当に静か
→寝室や赤ちゃんのそばではなるべく静かにお願い!
☆静音モードは18㏈と寝息と同じ位の音量、扇風機の弱より小さい。 - 加湿効果は使い方次第
☆わが家では加湿器と併用しているのでリビングでも問題ナシ。
→10畳以上で加湿も1台で済ませたいならF-VXW90や70が良いかも。 - やっぱりデザインは大事
→空気清浄機はそれなりに大きいので室内での存在感はバツグン…。
☆だったら少しでもおしゃれな方が良い!F-VXW55なら◎

センサーの色、ニオイの軽減、ハウスダストの体感値など、効果をしっかり実感できる空気清浄機です。
これは買ってよかった家電の仲間入り!
●センサーの様子

↓

●フィルターの効果

F-VXW55 メーカーのアピールポイント
メーカー公式が強調している特徴もご紹介します。
パナソニックが公表しているF-VXW55の「ここがスゴイ!」ポイントです。
- 「気流制御技術・花粉撃退気流」
ハウスダスト気流やニオイ・けむり気流などを自動コントロール。花粉モードで浮遊する花粉だけでなく床上の花粉もしっかり吸引。 - 「ナノイーX(4.8兆)」
花粉、PM2.5、カビ菌、ニオイを抑制するイオン技術。独自のイオンテクノロジーが多くの有害物質に作用。 - 静音&エコナビ運転
最小運転音は18dB(ささやき声程度)で、就寝中も快適。高感度センサーで自動的に省エネ運転に切り替え。 - 10年交換不要フィルター
集じんフィルターと脱臭フィルターの寿命は約10年。ランニングコストを抑えられる。 - 持ちやすい大型タンクハンドル
湿度センサーと3段階の加湿設定でパワフルな加湿。加湿も空清もこれ1台。
F-VXW55ユーザーの口コミまとめ
F-VXW55の良いところや残念なところを知るために、ユーザーの口コミやレビューを大手ショッピングサイトやランキングサイトからまとめてみました。
家電を選ぶときは皆さんの声もとっても参考になりますよね!
良い口コミ
- とにかく静かで寝室でも気になりにくい/テレビの音を邪魔しない
- 料理(魚・肉)のニオイが翌朝に残りにくい/センサーが反応して素早く浄化
- 花粉・ハウスダストの軽減を体感/鼻ムズムズが軽くなったという
- 前面吸引で“壁寄せ”しやすく省スペース/設置の自由度が高い
- お手入れがラク

空気清浄機としての基本性能の高さに対する声が多いようでした。「静か」という意見も多いし、私の感想とも似ています。
残念な口コミ
- オート/標準は加湿がやや弱め・“エコが効きすぎて休む”ことがある
- 奥行きの存在感、やや大きく感じる
- ニオイセンサー非搭載が惜しい/他機種からの乗り換えで気になる
- “もう一つ上のモデルでもよかった”という声
- 加湿運転でのタンクの給水頻度は少し多いかも

加湿量や畳数は慎重に選びたいところですね。
これまで使っていた機種とは機能が多少異なるので、違いを事前に調べておくと戸惑わなくて済みそうです。
型落ちF-VXV55との性能の違い…ありません。
今回の主役F-VXW55(現行)と旧モデルF-VXV55(型落ち)の性能差はありません。
そしてショップによっては現行モデルのほうが安い場合もあります!
AmazonではF-VXW55(現行)が46,667円、F-VXV55(型落ち)が49,000円です。
価格.comをチェックしてみると、最安値はF-VXW55(現行)が43,800円、F-VXV55(型落ち)が39,800円。ただし型落ちの取り扱い店舗は少ないようです。
つまり、価格は変動するので、安いほうを買えばOK!
価格差がほとんどなければF-VXW55(現行)で問題なし!
型落ちのコスパが大好きな私も、性能に差がなくて値段が一緒なので今回はF-VXW55(現行)を買いました。
競合3モデル 機能・スペック比較(ダイキン・シャープ・パナソニック)
空気清浄機選びで、最終的な候補とした競合の3モデルについてご紹介します。
パナソニック F-VXW55、ダイキン MCK555A、シャープ KI-TS50です。
項目 | パナソニック F-VXW55 | ダイキン MCK555A | シャープ KI-TS50 |
---|---|---|---|
空気清浄技術 | 独自の気流と清潔イオン ナノイーX | ストリーマ空気清浄で花粉・PM2.5・排ガスを同時に対策 | コアンダフロー/パワフル吸じん運転 |
主な+α技術 | ナノイーX 4.8兆 | ストリーマ | プラズマクラスター25000 |
空気清浄 適用畳数 | 25畳 | 25畳 | 23畳 |
加湿 適用畳数 (木造/プレハブ) | 8.5畳/14畳 | 8.5畳/14畳 | 10畳/17畳 |
静音性 | ◎+(18㏈) | ◎(20㏈) | ◎(20㏈) |
加湿量 | 最大500ml/h | 最大500ml/h | 最大600ml/h |
設置性 | 前面吸引・壁寄せ可/省スペース | タワー型/スリム幅 | 薄型/キャスター付き |
サイズ (幅/高さ/奥行) | 360×562×238 mm | 270×700×270 mm | 384×619×230 mm |
重さ | 8㎏ | 9.5㎏ | 7.9㎏ |
わが家の空気清浄機選び 比較検討~決定まで
今回の購入の目的は夫と子どもたちの花粉やハウスダストの緩和です。なので空気清浄の性能が第一。
その他になるべく静かで、省スペース、加湿機能はあったほうが良い。リビングで違和感のないデザインが良い。こんな基準で選んでいきました。
3モデルの性能はどれも優秀だし、各社の“+α技術”(ナノイー/ストリーマ/プラズマクラスター)はどれも高い効果がありそう。どれを買っても大きな失敗はないと考えていました。
そんな中で、最終的にF-VXW55を決定するまでの経緯と比較検討をご紹介しますので空気清浄機の選びのご参考にされてください。
わが家の空気清浄機 購入のきっかけ
わが家では約12年前に購入した空気清浄機を使用していました。
長男と夫の花粉症対策で新しい空気清浄機を検討し、約2年前にダイキンのMCK70Zを購入することに決定!(ここまでの経緯は、「【家族向け】主婦が選ぶリビング空気清浄機5選」をチェック)
のはずでしたが「古いやつまだ使えるじゃん」と、夫のもったいない性分が発動し一旦購入を見送り。
それから2年、花粉症の激化と次男が咳コンコンになったことをきっかけに、新しい空気清浄機 必要論が再燃し、現行品を徹底調査し、ようやくパナソニックF-VXW55購入!に至ったのでした。

結果として加湿器と併用すれば上位モデルじゃなくても十分と判断。
日常使用でも大満足なので、購入のタイミングも大正解だったということにしておきます。
競合モデル(ダイキン・シャープ・パナソニック)の解説と選択の経緯
ダイキンといえば独自の「ストリーマ」技術が有名で、脱臭・分解性能の高さは随一。世界のダイキンというキャッチコピーにも惹かれます。
料理後のニオイや生活臭への強さに期待が持てますし、加湿の作りも堅実で“空気清浄+加湿”の総合力に信頼が置けそうだと感じました。
すごく魅力的なんだけど…、実機を見ると背が高いので存在感あり。
わが家の場合、空気清浄器を設置したい場所の壁面は、季節ごとにウォールステッカーを貼り替えているので背が高いのはなぁ…。という感じで候補から外しました。

プラズマクラスターの除菌・消臭は評判が良く、家族用の一台として“間違いのない選択肢”。
背面吸引なので壁付けには不安(壁に汚れが付着・ビタ付け不可)が残るものの、3機種の中では加湿容量やスリムさはちょっぴり上、キャスター付きも良い。
性能面では申し分ないけど選択しなかった理由はデザインでした。
リビングに設置するので、あまり目立たないか、なるべくシンプルなデザインが良いと思っていたのでKI-TS50の少し丸みのあるデザインはわが家のリビングには合わず、選択しませんでした。(結局好みの問題ですね)

そして最終的に選んだのが、この機種です。
正直、機能や性能は他の2機種と変わらないと思います。優位性は静音モードが優秀な点。とは言え、2㏈の差ですよ!呼吸音が10㏈、図書館の音が30㏈…。なので2㏈の差はないに等しい!
私がF-VXW55を選んだ決め手は、「シンプルなデザイン」です。
わが家のリビングには一番あっているのかなぁ、という直感的なところが大きくて、あとは、ナノイーはイーらしい。くらいの感覚です。
F-VXW55を選んだポイント
今回の空気清浄機選びはあまり迷いませんでした。
理由は、わが家の目的に対して、競合3モデルの性能に大きな差がなく、デザインで選ぶことができたから!
細かいところを見ていけば、+α技術の性質の違い(有害物質に対してナノイーは水由来で吸着、プラズマクラスターは空気由来で吸着、ストリーマは分解)、静音性のわずかな違いなどいろいろあります。
でも、正直、目的が達成できるのなら、細かいところを気にするより、見た目で選ぶ!
結果的に、他とあんまり変わらなさそうだけど、「空気清浄が高性能、ナノイーとか何かよさそう、静かって噂で、わが家の暮らしに馴染むデザイン」のF-VXW55に決定しました。

家電は見た目が気に入らなかったら無駄な買い替えの原因になることも…。
長く使う家電ほど、好きなデザインや周りに馴染むデザインのものを選択するのがコツ!
F-VXW55 購入の注意点
F-VXW55は、独自の気流、高性能フィルター、ナノイーXで基本性能が高い空気清浄機です。 静音性に優れ、デザイン性も高くお部屋のインテリアにもうまく溶け込んでくれます。
ただし、F-VXW55が気になった方も、購入前に次の注意点をチェックしてください。
[購入前の注意点|重要4点]
- 適用畳数と設置
→ 開放的なLDKや続き間は実効面積が広がりがち。使用する部屋が20畳以上なら余裕を見て“ワンサイズ上”も検討してもいいかも。設置は前面吸引で壁寄せOKだけど、上部・側面の吸排気の“余白”は必要なので注意。 - 加湿の期待値セット(使い方で調整)
→ 加湿機能を本格的に使いたい場合、適用畳数(木造8.5畳/プレハブ14畳)には要注意。
オート運転時はやや控えめに感じる場面があるかも。気になるときは手動で強運転に調整すればOK。給水頻度はそこそこ。 - 重量はそれなり。移動時に注意
→ 重量は8㎏、水を入れたらもっと重くなります。キャスターは付いてないので移動時は要注意。 - アプリやニオイセンサーは上位機種のみ
→ アプリ連携やニオイセンサーは上位モデルのみの対応です。念のため細かいところもチェックしてみてください。
上位モデルとの違い:対応畳数/センサー感度/気流/加湿量/アプリ対応など
パナソニック 加湿空気「F-VXW55」のまとめ

パナソニック F-VXW55は、最大25畳までのお部屋で高い空気清浄効果を発揮してくれます。
花粉やハウスダストもさることながら、ニオイに対しても抜群の効果を体感できたことは、F-VXW55をおすすめできる最大の理由です。
わが家の目的にマッチした「空気清浄性能 + ナノイーX + 独自の気流」とその効果、リビングの雰囲気を邪魔しないシンプルなデザイン。
価格も含めてとても良い選択ができました。
大切なのは家族や自分にあっているかどうかです。性能重視? 加湿は必須? デザインはどうかな?
使ってみて感じるのは、パナソニック F-VXW55が、多くのリビングや寝室で十分に活躍できる空気清浄機であることは間違いなさそうです!

