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【家族向け】主婦が選ぶリビング空気清浄機5選|失敗しないコツ&おすすめモデル!

空気清浄機

空気清浄機はここ数年で需要が急拡大した家電のひとつです。

感染症対策としてはもちろん、カビや細菌、花粉やハウスダストなどの除去、いや~なニオイを強力に抑える機能や、加湿器としての機能など、特に家族向けやリビング用では、高性能で多機能な空気清浄機が増えています。

だけど、実際には空気清浄機に「どんな違いがあって、何を基準に選んだらいいのかわからない…」と悩んでしまいませんか?

この記事は、主婦の私が空気清浄機を選んでいく過程を紹介しながら、空気清浄機選びに役立つ次のことをチェックできる内容になっています。

感染症や花粉症対策、ペットやタバコのニオイ対策など、空気清浄機を使った「家族の健康管理」や「自宅の空気管理」にお役立てください。

記事の内容について

今回の記事は主婦歴15年、キッチン用品や白物家電を購入するときには口コミや家電屋さんの店舗調査に余念がないsugi-sugu の「妻」が執筆します。

 

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空気清浄機を購入する目的

空気清浄機を選ぶうえで(というか何かを選ぶうえで)とても重要なのは、何のために購入するのか?

つまり「目的をハッキリさせておくこと」です。(詳しくは失敗しない空気清浄機の選び方 5つのコツを参照)

今回、私が空気清浄機を購入する動機となった目的は次の3つ、古い空気清浄機からの買い替えです。

目的は人それぞれなのでご参考までにご紹介します。

子どもたちの健康のため

我が家には3人の子ども(中学生、小学生、2才児)がいます。

子どもたちは勉強に部活、友達と遊んだりして帰宅しますが、当然ウイルスやPM2.5、その他の目に見えない物質なども一緒に連れて帰ってきます。

誰かひとりが風邪をひくと、必ず家庭内で風邪のリレーが起こります。(病院代もバカにならないし、最終的に私が1番悪化します…泣)

自宅内のハウスダストが気になることしばしばです。

ということで、最近の空気清浄機の性能に興味を持ちました。

子どもたちができるだけ健康に過ごす環境づくりのために家電量販店やネットで情報収集です。

長男と夫は花粉症

日本人の約40%は花粉症なんだそうです!しかも、ここ10年で10%以上も増加しているそうで…。

我が家でも例にもれず長男と夫が花粉症。夫はなぜか自分が花粉症であることを認めません。

春になると目がかゆい、鼻がグシュグシュでとっても辛そうなので、できるだけフィルター性能のいい空気清浄機を購入したいと思いました。

せめて家の中では目薬やマスクから解放されることを願いまして…

特にHEPAフィルターを搭載したものなら、0.3ミクロン以上の微粒子を99.97%以上除去できます。

ペットもいるから

我が家の愛犬ステラは17歳なのでもうずいぶんご老体です。

ペットの毛やフケはそんなに気になりませんが、歳をとってから臭いが気になることも増えてきました

ワンちゃん自身の健康にも気を使ってあげたい年齢なので、ウイルスや細菌などをできるだけ排除してあげたいと思っています。

消臭機能やイオン系の機能が気になります。

家族向け(リビング用)空気清浄機おすすめ5選

ここからは私が空気清浄機を選ぶ際に、厳選して候補にしたモデルを5つご紹介します。

前提として紹介する空気清浄機はリビング用なので、最大畳数が31畳から35畳のものとしています。(畳数の基準は失敗しない空気清浄機の選び方 5つのコツを参照)

表には価格や主な機能、性能などをまとめています。

製品名目安価格最大適用面積空気清浄の技術加湿性能消費電力騒音レベル
ダイキン
MCK70Z
約55,000円31畳ツインストリーマー700㎖/h約0.62円/h54dB(最大)
シャープ
KI-RX70
約45,000円31畳プラズマクラスターNEXT750㎖/h約0.99円/h51dB(最大)
パナソニック
F-VC70XV
約50,000円31畳ナノイーX740㎖/h約0.30円/h54dB(最大)
ダイソン
Purifier Humidify+
Cool Formaldehyde
約65,000円36畳ホルムアルデヒド分解/Air Multiplieテクノロジー350㎖/h約0.90円/h48.2dB(最大)
ブルーエア
Blue 3410
約32,000円35畳HEPASilentテクノロジー約0.90円/h52dB(最大)
※価格は参考です。

おすすめの空気清浄機の詳細は以下をご覧ください。

1. ダイキン ストリーマ空気清浄機 MCK70Z

ダイキン ストリーマ空気清浄機 MCK70Zは高性能な空気清浄、消臭、加湿機能付き空気清浄機です。

MCK70Zの特徴である「ツインストリーマー」は、ウイルスやカビなどはもちろん、花粉やPM2.5、ハウスダストやダニのフンなどのアレルギー物質や臭いの元となる物質までプラズマ放電で分解・除去します。

ツインストリーマー分解力はなんと100,000℃の熱エネルギーに匹敵する⁉そうです。

さらにフィルターの除菌までもツインストリーマーがやってくれるので安心して使えます。

そして、MCK70Zのフィルターは「TAFU(タフ)フィルター」で約10年の長期使用が可能です。

ダイキンの世界に誇る空気清浄機能&加湿機能。長もちフィルターで交換の手間も大幅に省けてらくらくお手入れなのはうれしいポイントですね!

項目データ
最大適用面積空気清浄:31畳/加湿:19畳                    
サイズ(幅×高さ×奥行)315×760×315 mm
重量12.5㎏
フィルターTAFUフィルター
空気清浄技術ツインストリーマー
加湿性能〇 700㎖/h
スマホ連携
騒音レベル54㏈
電気代目安(標準モード)1時間/0.62円
メリット デメリット
・ツインストリーマでニオイも有害物質も高速除去
・つらい花粉も年中強力に除去
・フィルターは約10年の長寿命でラクちん&経済的
・臭い・埃・温度・湿度をセンサー感知し最適調整
・加湿時も低下しない清浄能力
・そこそこ大きいので置き場所は要検討
・重さも10キロ越え、持ち運びはちょっと大変

【主な口コミのまとめ】

  • ツインストリーマの効果が強力で安心
  • ペットのニオイと抜け毛が気にならなくなった
  • 加湿機能が強力で乾燥肌や喉の不快感
  • デザインがシンプルでインテリアに馴染む
  • 空気清浄運転時は静かで快適に眠れる
  • 加湿タンクの吸水がラク
  • アプリの操作がいまいち
  • フィルター交換が面倒
  • サイズが大きくて場所をとる
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2. シャープ プラズマクラスター空気清浄機 KI-RX70

シャープ KI-RX70は「プラズマクラスターNEXT」により高濃度のイオンを発生させてくれます。

1cm³あたり50,000個以上のイオンが発生し、様々な有害物質や臭いの元を素早く除去してくれるのはうれしいポイントです。

もう一つの空気清浄ポイントは「スピード気流」と「背面ワイド吸引」により、部屋全体の空気を気流で引き寄せ、背面にある大型の吸引口から一気に吸い込みます。

こちらもフィルター交換は10年なので長持ちで交換の手間も大きく削減することができます。

プラズマクラスターはあまりにも有名なので、一度じっくり使用してみたい気もしますね

項目データ
最大適用面積空気清浄:31畳/加湿:21畳                    
サイズ(幅×高さ×奥行)395×650×265mm
重量12㎏
フィルターHEPEフィルター
空気清浄技術プラズマクラスターNEXT
加湿性能〇 750㎖/h
スマホ連携
騒音レベル51㏈
電気代目安(標準モード)1時間/0.99円
メリット デメリット
・シリーズ最高峰のプラズマクラスターで高濃度イオン
・おまかせ運転で適切な空調管理
・フィルターは約10年の長寿命でラクちん&経済的
・臭い・埃・温度・湿度・照度をセンサー感知
・そこそこ大きいので置き場所は要検討
・電気代はわずかに高め

・給水タンクは若干小さめ

【主な口コミのまとめ】

  • 清浄能力や消臭力が高く、ニオイや花粉などが気にならなくなった
  • フィルターの自動掃除機能が便利で、お手入れの手間が減った
  • 静音性が高く、寝室でも音が気にならなかった
  • 加湿機能が優秀で、乾燥や喉の不快感が改善された
  • スマホから遠隔操作や設定変更ができて便利だった
  • アプリの登録や設定が面倒で、最初に時間がかかった
  • 加湿フィルターの交換費用が高くて驚いた
  • リモコンが付いていないので、スマホがないと操作できなかった

3. パナソニック ナノイーX空気清浄機 F-VC70XV

パナソニック F-VC70XVは3DフローとナノイーXで高精度にウイルス、花粉などの除去、抑制できる空気清浄機です。

対応する花粉や有害物質、アレルギーや細菌など、対応する範囲が非常に広く家族の健康にしっかりと機能してくれます。

脱臭性能も高く、対応できるニオイの種類も多岐にわたっているので安心できる性能です。

なお、今回の空気清浄機選びでF-VC70XVを候補に加えたのは“デザイン枠として”です。他の国内企業にはないスタイリッシュな木目調のデザインにひかれます。(夫が好きそう…。)

省エネ性能も高く、機能やデザインなどを含め総合面でクオリティの高い空気清浄機です。

項目データ
最大適用面積空気清浄:31畳/加湿19畳                    
サイズ(幅×高さ×奥行)398×640×257 mm
重量10㎏
フィルターHEPAフィルター
空気清浄技術ナノイーX/3Dフロー花粉撃退気流
加湿性能〇 740㎖/h
スマホ連携
騒音レベル54㏈
電気代目安(標準モード)1時間/0.3円
メリット デメリット
・3Dフロー花粉撃退気流
・ナノイーXで花粉やアレル物質、ニオイも強力抑制
・高精度のハウスダストセンサーで的確に感知
・インテリア性の高いデザインパネル
・加湿時も低下しない清浄能力
・そこそこ大きいので置き場所は要件等

・デザインは好みが分かれる

【主な口コミのまとめ】

  • ナノイーXが効果的、部屋の空気がさっぱりして臭いも消える
  • 3Dフロー花粉撃退気流が強力
  • タンクの水量が一目でわかり、取り外しや洗浄も簡単
  • 木目調のデザインがおしゃれ
  • 運転音が静かで就寝時も気にならない
  • フィルターの寿命が長くて、交換費用がかからない
  • 水タンクにカビが発生しやすい
  • リモコンが付いていないので不便
  • お急ぎ加湿モードがうるさい
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4. ダイソン Purifier Humidify + Cool Formaldehyde

ダイソンのPurifier Humidify + Cool Formaldehydeは、空気清浄機と加湿器と扇風機の3つの機能を持つ製品です。

我が家では掃除機がダイソンにお世話になっていますが、満足度の高い家電のひとつです。

ということで今回も空気清浄機選びの候補に入れてみました。

性能の特徴として、厳格な欧州規格H13グレードをクリアするHEPAフィルター、活性炭フィルター、ホルムアルデヒドを水とCO2に分解するフィルターを搭載しリビングを安定した空間に維持してくれます。

加湿はUVによる除菌でタンク内を衛生的に保ってくれるので、雑菌などをあまり気にすることなく運転できるのもうれしいですね。

ダイソン独自のAir Multiplierテクノロジーよる空気循環や、高感度のホルムアルデヒドセンサーなど、性能の高さが魅力的なのでデザインと価格が合えば、すぐにでも欲しい空気清浄機+加湿器+扇風機です。

フィルター交換は1年とのことなので要注意です。

項目データ
最大適用面積空気清浄:36畳/加湿10畳                     
サイズ(幅×高さ×奥行)312×923×312 mm
重量12.5㎏
フィルター360°ガラスHEPA
空気清浄技術ホルムアルデヒド分解/Air Multiplieテクノロジー
加湿性能〇 350㎖/h
スマホ連携
騒音レベル48.2㏈
電気代目安(標準モード)1時間/0.9円
メリット デメリット
・空気清浄・加湿、扇風機として年中使える
・ホルムアルデヒドに対する高い機能
・UV-Cライトで衛生的な加湿
・空気の状態を分かりやすくディスプレイ表示
・加湿時も低下しない清浄能力
・形状と大きさが部屋の雰囲気にあわないことも
・他の空気清浄機に比べて高額

【主な口コミのまとめ】

  • 高性能なHEPAフィルターとホルムアルデヒドも分解がうれしい
  • 紫外線ライトの加湿タンク除菌が安心できる
  • スマホとの連携で空気の状態が目で見てわかる
  • 検知した物質や空気の状態が分かりやすく表示され効果も感じやすい
  • 加湿フィルターは自動洗浄でらくらく
  • 高級感があるデザインはインテリア感覚で設置できる
  • サイズが大きく圧迫感がある
  • お手頃な価格ではない
  • 加湿量が少なく感じることがある
  • 空気吸入口の掃除やタンクの持ち運びが面倒
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5. ブルーエア Blue 3410

ブルーエア Blue 3410はデザインと能力が両立する高性能空気清浄機です。

空気清浄の専業メーカーとして高い技術とデザインが世界中で支持される北欧のブルーエア。

シンプルなデザインと直感的な操作性がとても特徴的でBlue 3410はサイズ感やインテリア性が気に入り今回の候補としました。

空気清浄機能はブルーエアの基幹技術「HEPASilentテクノロジー」で花粉やウイルス、細菌などを強力に吸着し、フィルターとの相乗効果で非常に高い効果を発揮します。

口コミなどでも効果を実感する声が多く、実力の高さがうかがえますデザインもとても気に入っています

フィルター交換は6ヵ月毎が推奨なのでランニングコストはかかりそう…

項目データ
最大適用面積空気清浄:31畳/加湿19畳                    
サイズ(幅×高さ×奥行)315×760×315 mm
重量12.5㎏
フィルターパーティクル&カーボンフィルター(360°)
空気清浄技術HEPASilentテクノロジー
加湿性能〇 700㎖/h
スマホ連携
騒音レベル54㏈
電気代目安(標準モード)1時間/0.62円
メリット デメリット
・ツインストリーマでニオイも有害物質も高速除去
・つらい花粉も年中強力に除去
・フィルターは約10年の長寿命でラクちん&経済的
・臭い・埃・温度・湿度をセンサー感知し最適調整
・加湿時も低下しない清浄能力
・そこそこ大きいので置き場所は要件等
・重さも10キロ越え、持ち運びはちょっと大変

【主な口コミのまとめ】

  • ツインストリーマの効果が強力で安心
  • ペットのニオイと抜け毛が気にならなくなった
  • 加湿機能が強力で乾燥肌や喉の不快感
  • デザインがシンプルでインテリアに馴染む
  • 空気清浄運転時は静かで快適に眠れる〇
  • 加湿タンクの吸水がラク
  • アプリの操作がいまいち
  • フィルター交換が面倒
  • サイズが大きくて場所をとる

空気清浄機選びで注目したいポイント

5つの候補が出そろったところで、今回の空気清浄機選びで注目したいポイントを確認していきます。

空気清浄能力に関わる点やデザイン面など、実際に自宅のリビングで使用することを想定したポイントとなっています。

ウイルス・花粉・PM2.5の除去力

今回の空気清浄機購入には、家族の健康、花粉症対策、ペットのニオイ対策の目的があります。

最も重要な要素として、ウイルスや細菌、有害物質、花粉などの除去能力に注目していきます。

除去力を判断するポイントとして、CADR値とフィルターの種類をチェックしてみましょう。

CADR値

CADR値とは、Clean Air Delivery Rateの略で、空気清浄機が1時間にどれだけの量の汚染物質を除去できるかを示す数値で「CADR = 風量 × (入口濃度 – 出口濃度) / 入口濃度」で算出することが可能です。

CADR値が高いほど除去力が高いと言えます。

以下はメーカー発表のCADR値をまとめた表なので、参考としてご覧ください。

空気清浄機ホコリ花 粉タバコ
MCK70Z6.86.86.8
KI-RX707.07.07.0
F-VC70XV5.55.55.5
Purifier Humidify
+Cool Formaldehyde
(PH04WGN)
9.19.19.1
Blue 34104.94.94.9
※表中の数値は本サイト独自調査による数値であり性能を保証するものではありません。
※それぞれm3/minの値です。

フィルターの種類

フィルターの種類について、一覧にまとめてみました。

すべてのモデルでウイルスや細菌、花粉やハウスダストを除去できますが、各社ともに消臭用のフィルターやダイソンはホルムアルデヒド分解用のフィルターなどがセットされています。

下の表では主に空気清浄の性能に深く関わるフィルターをまとめています。

CADR値と交換年数、その他好みで選ぶと良いでしょう。

空気清浄機フィルターの名前特徴交換年数
MCK70ZTAFUフィルター撥水・撥油効果の高い静電HEPAフィルター約10年
KI-RX70静電集塵フィルター(HEPA)静電力で微小なホコリや花粉を吸着・除去約10年
F-VC70XVナノイーフィルター(HEPA)0.3μmの微小な粒子を99.97%除去/ナノイーが有害物質やニオイを除去約10年
Purifier Humidify+
Cool Formaldehyde
(PH04WGN) 
・HEPA H13フィルター(360°ガラスHEPA)
・酸化分解触媒フィルター
・PM0.1などの微小な粒子を99.95%除去/フォーマルデヒドも除去
・ホルムアルデヒドを水とCO2に分解
・約1年
・交換不要
Blue 3410パーティクル&カーボンフィルター(360°プレフィルター)PM2.5などの微小な粒子を99%除去/活性炭でニオイや化学物質も除去 約6ヶ月
※空気清浄用のフィルターのみを記載しています。

CADR値、フィルターの細かい性能に加え交換年数などにも注目しておきたいところです。

プラズマクラスターやナノイーなどの特殊技術

空気清浄機には特殊技術を持つものがあります。

イオン放出系や特殊分解系など、有害物質や臭いに対して強力に作用する技術が多く、例えばプラズマクラスターやナノイーなどが有名です。

また、空気中の有害物質だけでなく、壁やカーテンなどの表面に付着したウイルスやカビなどの抑制・除去や人にも良い影響を与えるといわれるものまであります。

各メーカーの特殊技術は空気清浄の性能に大きく影響している技術であることも多く、仕組みや作用はひと通りは押さえておきたい部分でもあります。

特殊技術については『候補になった家族向け空気清浄機5選』の比較表をチェックしてみてください。

リビングでも気にならないデザイン

今回は家族みんながあつまるリビング用の空気清浄機を購入することが目的です。

なので、デザインが気に入らない、ミスマッチな空気清浄機はイヤ

また、今回候補にしている空気清浄機はリビング用なので大きさや重量もそこそこのものばかりです。

リビングに置いても違和感のないもので行くとシンプルでスタイリッシュなデザイン…。

ダイキン…、パナソニック…、ブルーエア…、ウーン、悩みます。

操作パネルや表示ランプも、見やすくて使いやすいものを選ぶと便利ですよ!

失敗しない空気清浄機の選び方 5つのコツ

それなりにお金を出して購入するのので、できるだけ失敗はしたくありません!

家族の健康を守る家電、「空気清浄機」の失敗しない選び方のコツを5つほどご紹介します。

目的をもう一度考えてみる

まずはじめに押さえておきたいポイントは「目的を明確にする」こと。

例えば、我が家の空気清浄機を購入する目的は子供たちの健康、花粉症対策、ペットの臭いです。

なので、必ずほしい機能は高性能なフィルターと消臭機能となります。

このように、空気清浄機を購入する目的をハッキリとさせておけば、必要な機能などが決まってくるので失敗する可能性が大きく低下します。

花粉症やウイルス対策なら高性能フィルター、ペットやタバコな臭いが気になるのなら脱臭機能、乾燥も一緒に対処したいなら加湿機能が必要です。

もう一度、目的をしっかりと頭に浮かべて空気清浄機を選んでいきましょう!

選び方のワンポイント

目的を明確にすることが最も重要なポイントです!

最大適用面積(畳数)は“考え方”が重要

メーカーが発表している最大適用面積とは、概ね30分の間に空気清浄できる畳数のことです。

最大適用畳数が大きいモデルほど空気清浄のパワーが強くなります。

一例として、最大適用面積が31畳である「パナソニック F-VC70XV」の畳数と時間の関係を見ていきましょう。

8畳12畳16畳20畳24畳31畳
9分14分17分21分24分30分

この記事では、リビングでの空気清浄を想定しているので、平均的なLDKを約15分~20分程度で空気清浄できるモデル(最大適用畳数が31畳~35畳のモデル)をご紹介しています。

つまり、時間にこだわらない場合は最大適用面積と使用する部屋が同じくらいのモデルを選べばよく、なるべく早めに空気清浄したい場合は最大適用面積が使用する部屋の2~3倍のモデルを選べばOKです。

選び方のワンポイント

使用環境にも大きく依存するので、効果をしっかりと求めるのであれば、適用面積は“大は小を兼ねる”の考えでもOK。

ネットの口コミや実物にふれてみる

次に、情報収集を行いましょう。

機能や性能を知るためにはメーカーのホームページ見ると分かりやすいのですが…。効果の高さや問題点はメーカーホームページではなかなか見えてきません。

そこでネットの口コミやレビュー記事を活用するのが有効です。

口コミやレビューでは製品の良いところも悪いところもチェックできる場合が多く参考になります。

ネットで良い情報を集めるコツは“自分となるべく同じ状況の口コミを探してみるです。

さらに、近くに家電量販店がある場合は、店舗に足を運んでみることをおすすめします。

気になっているモデルのサイズやボタン位置、音の大きさなど、実際の操作性、使用感などをチェックしてみたり、店員さんとの会話で、豆知識やワンポイントアドバイスなどの知らない情報を仕入れることもできます。

※量販店に行くとこんな感じで体感できます。

[脱臭効果の体験コーナー]

空気清浄機

[空気清浄機の内部構造をチェック]

選び方のワンポイント

ネットの店舗レビューや量販店の店員さんの熱いお話は「売りたい」が先行していることもあるので、一つの情報源だけを鵜呑みにしないようにしましょう。

コストパフォーマンスをチェック

空気清浄機は、一度買えば長く使える家電ですが、それでも安い買い物ではありません。

ということで、コストパフォーマンスもしっかりと考えたいところです。

空気清浄機のコストパフォーマンスを判断するポイントとして、基準は“目的を満たせるモデル”とし、次に下記の項目をチェックしていきます。

  • 本体価格
  • 電気料金
  • フィルターの交換頻度
  • フィルターの価格

例えば…

シャープのKI-RX70は本体の価格が約42,000円に対して、パナソニック F-VC70XVは約48,000円です。

フィルターの交換頻度はともに10年で交換フィルターの価格も大きく違いません。

しかし、電気料金は通常運転で、KI-RX70が1時間当たり0.99円、F-VC70XVが0.3円なので長く使えばつかうほど差が出てきます。

選び方のワンポイント

とはいえ、コスパばかりに注目して、機能やデザインを後回しにしてしまうと、目的を達成できずにすぐに買い替えることになるかも…要注意です。

本当にその機能は必要?

プラズマクラスター、ツインストリーマー、Air Multiplieテクノロジー…なんかすごそう!

スマートスピーカーとの接続や専用リモコン、すごく便利そう!

だけど、本当に自分にとって、家族にとって必要な機能なのかをもう一度考えてみてください

機能が充実すれば、価格は高くなります。とりあえず色々ついていれば何となく使いそうな気もします。

だけど、テレビのリモコンを思い出してみてください!
すべてのボタンを使っている人なんてほとんどいないはずです。

アレもコレも全部盛りよりも、なるべく必要な機能だけが詰まっているものを選ぶことで、コスパのよいお買い物ができたりします!

選び方のワンポイント

欲しい機能を足し算するよりも、いらない機能を引き算してみるとより必要なモデルに近づけるかも!

ネットショップか?量販店か?

私が家電を購入する際はネットだけでなく、量販店もチェックします。

個人的な結論は

“空気清浄機はネットで購入すべし”です。

私が家電を購入する際はネットだけでなく、量販店もチェックします。購入する頻度はネットショップと家電量販店ともに半々くらいです。

例えば、ダイソンの掃除機は家電量販店で購入しました。

理由は交渉(夫の出番)で、ネットより若干高いくらいにまで価格が下がったことに加え、付属品をたくさんサービスしてくれたことです。

このように、

  • 量販店は、価格は相対的に高いのですが、思いがけない付帯サービスや掘り出し物が転がっていることが多いのであなどれません。
  • 対してネットは価格が安いことが最大のメリットです。

なので、空気清浄機のように、そもそも付属品がないものや、ネットと量販店で圧倒的な価格差があるものはネットショップで購入した方が良いと考えています。

型落モデルもチェック

家電製品を購入する際は、型落モデルもチェックすることをおすすめします。

型落モデルとは新しい製品と入れ替わって製造が終了したモデルのこと。

特に国内の家電メーカーは毎年のようにモデルチェンジを繰り返す製品ばかりです。

最新モデルじゃないから性能面で見劣りしそう…、と思われる方も多いかもしれませんが、1年前のモデルと最新モデルを比較してみると、実は大きな差がないことがほとんどです。

また、ホームページやカタログを読み込んでいると、機能や性能自体は同じなのに、キャッチコピーや紹介のアプローチが変わっているだけ…なんてこともあります。

例えば、私が最近購入したオーブンレンジは型落モデルでした。
新旧モデルの違いは「2品同時あたため機能が50秒短縮」「レシピやメニューが少し増えた」でしたが、どちらも我が家には大きなメリットがなかったので、数千円安い型落ちを購入しました。

このように、最新モデルである必要がない場合は、型落モデルを選ぶことでコストパフォーマンスを最大化することができることもありとてもおすすめです!

今回候補としたモデルと型落モデルを比較

※以下は2023年8月15日時点の情報です。

ダイキン MCK70Z(新)とMCK70Y(旧)の比較

価格差:約10,000円

【変更点】

  • 電源コードが平型から L字型になった。
  • 加湿・しずかモードの運転音がちょっぴり静かになった。
  • 加湿の水がなくなった時にファンを停止できる設定が追加。

●3点の違いだけど、それぞれは小さな変化なので、型落ちはとってもお買い得!

シャープ KI-RX70(新)とKI-PX70(旧)の比較

価格差:約4,000

【変更点】

  • 加湿プレフィルターが付属された。

●こちらは1点の変更ですがしっかり価格差が出ているので型落ちはかなりお得!

パナソニック F-VC70XV(新)/F-VC70XU(旧)

価格差:無し

【変更点】

  • より質感の良いデザイン(木目調)になった。
  • 「お急ぎ加湿」モードが追加された。

●値段が変わらないので最新モデルの方が絶対お得!

※ちなみにF-VXV70というモデルもありますが性能はF-VC70XVと全く同じ。流通経路が違うだけでF-VC70XVがかなり安くなっています。

なお、ダイソンとブルーエアは型落ちがありません。

結局我が家では…

こんな感じで、空気清浄機を真剣にチョイスしてきましたが我が家では…。

●空気清浄機を購入する目的
➡子供たちの健康、花粉症対策、ペットの臭い

●その次に注目したいこと
➡デザイン、コストパフォーマンス

この条件を最大限に満たす空気清浄機選びの結論は

「MCK70Z」の型落モデル、「MCK70Y」を“Amazonまたは楽天で購入”に決定!

機能的にはダイソン、デザイン的にはパナソニックやブルーエアで最後まで迷っていましたが、目的を十分満たしてデザイン的にもそんなに悪くなく、型落ちだからかなりコスパが良くなるのでMCK70Yに決定です。

まとめ

今回は約10年前に発売された空気清浄機からの買い替えです。

当時は長女が生まれたばかりで、赤ちゃんとカゼをひきやすい3歳の長男にとって過ごしやすい環境を作りたくて、初めて空気清浄機を購入しました。

あれから10年間おなじ空気清浄機を使ってきましたが、家族がもう1人増え、数年前から花粉症になった夫と長男がいて、ペットもだいぶん歳をとり、感染症にも注意したいよね…、と環境が大きく変わったことを実感します。

そして、環境が変われば、家電製品に求める機能も大きく変わってきます。

10年前と同じように“現在の家族の過ごしやすい環境づくりに寄り添った選び方”を自信をもって皆さんにご紹介してきました。

おうちの中の空気が、いつも安心できるものでありますように!

 

\【人気記事】オーブンレンジの選び方/

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