・この記事は丁寧なリサーチと筆者の体験・経験に基づき執筆しています。 ・記事の一部にプロモーションを含みます。
みなさんこんにちは。
どの部屋でも大好きな音楽が流れてほしいsugi-sugu(すぎすぐ)です。
みなさんのオーディオ機器はBluetooth対応ですか?
10年前にはまだまだ珍しかったオーディオのワイヤレス化も近頃では当たり前になってきました。
問題だった音質面もずいぶんと改良され、音の良いワイヤレスオーディオ環境が楽しめる時代です。
パソコンやスマホを配線を使わずにオーディオシステムと接続するにはBluetoothレシーバーがとても便利です。
大好きなオーディオシステムと高音質Bluetoothレシーバーで、気軽に迫力のある音楽を聴けるおうち空間を構築してみてください。
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目次
オーディオとBluetoothレシーバーで“できること”
手持ちのオーディオとBluetoothレシーバーを接続すれば次のようなことが可能になります。
・PCやスマホ、タブレット内の音楽を自宅オーディオシステムで楽しむことができる
・ストリーミングサービスを非対応のオーディオシステムで楽しむことができる
・離れた場所からでもオーディオ機器で再生することができる
・わずらわしい配線を少なくすることができる
つまり、ネットワークプレーヤーなどの比較的高額なオーディオシステムを購入することなくPCやスマホで最新の音源を楽しむことができるんです。
他にも、Bluetoothレシーバーは有線イヤホン・ヘッドホンをワイヤレスで使用したり車で使用したりと大活躍!
レコードプレーヤーをワイヤレスで接続することだって可能になります。
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Bluetoothレシーバー選びのポイント
PCやスマホなどの音源をオーディオで再生するためには、中継地点となるBluetoothレシーバーの性能をチェックする必要があります。
Bluetoothレシーバーを選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。
音質はコーデックをチェック
せっかくオーディオシステムに接続するからには高音質で聴きたいものですね。
しかし、音楽情報を直接送信する有線接続とはちがい、Bluetooth接続では音の遅延や劣化が課題でした。
そのため、圧縮➡転送➡変換する技術『コーデック』を進化させBluetoothでも音楽を正確に伝送する方法が考案されました。
『コーデック』の種類は次の通り。
●SBC(Sub Band Codec)
ほぼすべてのBluetoothが対応する標準的なコーデックです。
音の遅延は比較的大きく、音質はそこそこ。
現代のBluetooth接続では少し物足りないスペックとなります。
●AAC(Advanced Audio Coding)
Appleの標準規格としてSBCよりも高音質/低遅延です。
Apple製品を使用している方はAACに対応するBluetoothレシーバーを使用することがおすすめです。
●aptX
音質と遅延が大きく改良された規格でAACよりも高性能。
主にAndroidなどでも使用されるコーデックです。
※CDと同程度の音質
●aptX LL
音質はaptXと同等でより低遅延を実現した規格です。
※CDと同程度の音質
●aptX HD
遅延はaptXと同等でより高音質を実現した規格です。
※CDと同程度以上の音質
●aptX Adaptive
aptXのスペックから大幅な低遅延、音質向上を実現しています。
※ハイレゾ相当の音質
●LDAC
SONYの独自規格で低遅延、高音質を実現したコーデックです。
※ハイレゾ相当の音質
コーデック早見表 | 高 | ⇦ | ⇦ | ⇦ | ⇦ | 低 |
---|---|---|---|---|---|---|
音質 | aptX HD | aptX LL | aptX | AAC | ||
遅延 | aptX LL | aptX HD | aptX | AAC |
コーデックはBluetoothの再生側と出力側に同じ規格が対応している点に注意が必要です。
また、コーデックは音質劣化を防ぐ技術なので、そもそものオーディオ機器のスペックが高音質であることがベターです。
出力端子で接続できる機器が違う
古い機器と接続する上で、USBやCタイプのコードが使用できないこともしばしばです。
どんなコードが接続できるのか?接続できなければどんな変換機が必要なのか?などを購入前にチェックしておく必要があります。
オーディオ機器はRCAケーブル対応が多く、RCAケーブル自体に高音質設計のアイテムが多いことにも注目です。
通信距離もチェック
Bluetooth接続をする際に通信距離はあらかじめ確認したほうが良いでしょう。
自室で用途も限られている場合などは問題ありませんが、自宅の端同士で通信する必要がある場合や、屋外で数十メートル離れた使用が想定される場合は、通信距離が長いものを選びましょう。
せっかく購入したのにつながらない…とならないように購入前にスペックをチェックしましょう。
オーディオとレシーバーの簡単接続方法
オーディオとレシーバーを接続することは簡単です。
①オーディオ機器とBluetoothレシーバーを接続する(ステレオジャックやRCAケーブルを使用)
②発信側とBluetoothレシーバーをペアリングする(多くはボタン1つで接続可能)
たったこれだけなので「AとBを接続して…Cの配線がこうなって…」なんて難しく考える必要はありません。
細かい部分は各レシーバーと接続する機器によりますが、これまでBluetoothレシーバーを使用したことがない人も“思ってたより簡単”となるパターンが多いようです。
厳選!Bluetoothレシーバー5選
ここからはBluetoothスピーカーのなかでもとっておきの5選を紹介します。
音質の他にもコスパや性能面も重視して紹介するBluetoothレシーバーです。
コスパ重視のレシーバー
コスパ重視なら値段以上の性能を求めたいところです。
ただしコスパ重視とはいえ音質に妥協はしたくありませんよね。
そこで、高音質コーデックに対応したハイコストパフォーマンスなBluetoothスピーカー2機種の特徴やスペックをチェックしていきましょう。
Anker Soundsync
多くのハイクオリティコーデックに対応しているので、機器のスペックを最大限に向上させることができます。
オーディオ用のBluetoothトランスミッターとして最も人気が高い機種ですが、価格と性能のバランスが非常に良好な点が多くの方に支持される要因ともいえます。
アンプへのアナログ接続だけでなくBluetoothスピーカーやBluetoothヘッドホン、イヤホンに接続できるのもポイントです。
スペック | |
---|---|
Bluetoothバージョン | バージョン 5.0 |
最大通信距離 | 10m |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX LL |
接続端子 | AUX/SPDIF |
・Bluetoothレシーバーを初めて導入する
・Bluetoothヘッドホンなども使用する
・aptX HD/aptX LLのコーデックを使用したい
・通信距離は長くなくてよい
1Mii B06 Plus
ハイコストパフォーマンスとして人気のBluetoothレシーバーです。
既存のオーディオ機器にストリーミングミュージックなどをボタンひとつでお手軽に転送できます。
コーデックも「aptX/aptX LL」の高音質規格に対応しているので音質面の心配がありません。
低価格なのにワンタッチですぐに高音質転送を楽しめる便利なレシーバーです。
スペック | |
---|---|
Bluetoothバージョン | バージョン 5.0 |
最大通信距離 | 屋外50m、屋内20〜30m |
対応コーデック | SBC/aptX/aptX LL |
接続端子 | AUX/RCA |
・Bluetoothレシーバーを初めて導入する
・ptX LLのコーデックを使用したい
・RCA接続をしたい
・通信距離が長いほうが良い
とにかく音質重視のレシーバー
音質重視のBluetoothレシーバーのメインは据え置き型です。
設計や電子部品のセレクト、接続端子やボディーの素材などの根本的な音質の向上やノイズの低減、さらにはインテリア性まで配慮された製品が多くなります。
なお、2万円前後のBluetoothレシーバーは音質にこだわるユーザーの需要が高まる価格帯となっており、各社の工夫や特徴が前面に出された多様性のある製品が生まれる注目の価格帯でもあります。
ifi audio ZEN Blue
あらゆるオーディオクラスの部品と計算された配置によりクオリティの高いHi-Fiサウンドを提供します。
多様なコーデックに対応しておりBluetoothにおける高品質な音楽再生の基礎はこの機種で網羅することが可能です。
ストリーミングからDA変換まで、ハイレゾクオリティの“音”をオーディオ機器に届けるBluetoothレシーバー「ZEN Blue」は、良質なDAC変換や低ノイズ化などを高いレベルで実現する部品や基板設計などを基礎とします。
「ZEN Blue」がこの価格で手に入ることに驚きです。
スペック | |
---|---|
Bluetoothバージョン | バージョン 5.0 |
最大通信距離 | - |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX LL/aptX Adaptive/LDAC/LHDC・HWA |
接続端子 | OPTICAL/COAXIAL/RCA/USB |
・多くの高音質コーデックに対応した機種がほしい
・音楽データを高音質再生したい
・ZEN Blueのデザインが好き
・RCA接続をしたい
Audioengine B1
30mをカバーするBluetoothが使用範囲の制限を最小限に留めてくれます。
色付けが極めて少ない原音再生のハイクオリティ音質で音源と再生側の色をそのままに再現するレシーバーです。
Bluetoothの可能性を大きく広げてくれる「B1」が、有機的なデジタル音楽を再現してくれます。
スペック | |
---|---|
Bluetoothバージョン | バージョン 5.0 |
最大通信距離 | 30m |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX/aptX HD |
接続端子 | SPDIF/RCA |
・音楽データを高音質再生したい
・RCA接続をしたい
・通信距離が長いほうが良い
FiiO BTA30 Pro
FiiO BTA30 ProBluetoothレシーバーとしてもトランスミッターとしても使用できる「BTA30 Pro」は高品質な情報転送を可能にします。
PCM384k/32bit、DSD256をサポートし高音質転送を実現、送受信距離も30mと屋内使用では十分なスペックです。
高品位な部品を使用することは高音質を目指すデジタル機器にとっては当然ですが、本機もBluetooth、DAC/DDC、DSPなどに独立した高品質ICを採用し、約束されたデジタル高音質を再現してくれるでしょう。
スペック | |
---|---|
Bluetoothバージョン | バージョン 5.0 |
最大通信距離 | 30m |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX LL/LDAC |
接続端子 | OPTICAL/COAXIAL/RCA/USB |
・音楽データを高音質再生したい
・ハイサンプリング対応を探している
・RCA接続をしたい
・通信距離が長いほうが良い
まとめ
「どの部屋でも大好きな音楽が流れているといいなぁ…」と思った10代の頃。
色んな配線を取り回してはコードにつまずき、音質を犠牲にしてはもとに戻して、「実生活では無理だよね」と諦める時代でした。
しかし、現代は“どの部屋でも大好きな音楽を流すことができる!”そんな時代になったことを実感させられます。
つまりは人の夢が実現可能だということを意味しているようです。
良い音で好きな音楽を聴くことと、好きな場所で好きな音楽を聴くことが同時にできる時代を生きているって幸せな気がします。